興味ひかれたリハビリテーション論文
naorureha.hatenablog.com 前回の続きでもあるが、病院を退院すると患者はリハビリをしなくなる。 すでに論文がありましたので紹介します。 脳卒中患者の身体活動度は、入院中リハビリで改善しても、退院後自主性に任せるような方法では維持できない。( BMJ…
脳梗塞などの後、「とにかく疲れやすい」というのは患者の多くの体感だと思う。 セラピストには神経疲労などと言われるが、周りの人にはわかりにくいことがなおつらい。 多発性硬化症患者(ここでは脳梗塞と思ってください)は、フラボノイドが豊富なココア…
注) 2019年1月時点での情報です 慶應義塾大学の吉村昭彦氏らは、うつ病の薬である選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が脳梗塞後のリハビリテーション期に神経症状を改善する可能性を明らかにしました。 脳梗塞の慢性期に、脳内で特有の制御性T細胞(…
少なくとも現時点ではロボットよりセラピスト(徒手リハビリ) 「脳卒中後遺症の患者に対する中等度から重度の上肢麻痺患者に対する無作為試験」 NEJM誌2010年5月13日号(オンライン版2010年4月16日号) 試験は多施設共同無作為化試験で、脳卒中後6ヵ月以上、…