脳梗塞後の世界で生きる日記

患者視点でリハビリについて情報発信します

2019-04-07から1日間の記事一覧

子ども達の未来のために

病気をしてから自分のエゴのようなものは小さくなった。 本当に大切なものはお金では買えない。そういうものがたくさんあることを思い知った。 働くことは楽しかったが、より深いレベルではお金に執着して働いていたように思う。 今は、未来に何かを残したい…

私のリハビリ体験⑧ 患者からみたリハビリセラピストの差

入院中は毎日リハビリを受けたため、担当者以外の理学療法士、作業療法士に関わっていただいた。 リハビリテーションの医学的にはセラピストによる技術の差とリハビリの結果への因果関係は十分に証明されていない(とても残念なことであるが)。 ただ、セラ…

私のリハビリ体験⑦ 天命

人は一人では生きられない。 どんなに頑張っていても、病気に直面した時、究極に無力であった。 動かない身体を抱え、これからの人生に対する不安、再発に対する不安 とても理性的ではいられない。 結局 最後まで不安はなくならない ここから先は患者自身の…

私のリハビリ体験⑥ 認知的不協和

リハビリセラピストへ伝えたいメッセージを込めて私の体験をお話しします。 「認知的不協和」という言葉を知っていますか? 子どもを対象とする教育心理学では有名な言葉で、人は自分の思惑と現実が矛盾するとストレスを感じ、その矛盾を解消しようとする心…