人は一人では生きられない。
どんなに頑張っていても、病気に直面した時、究極に無力であった。
動かない身体を抱え、これからの人生に対する不安、再発に対する不安
とても理性的ではいられない。
結局 最後まで不安はなくならない
ここから先は患者自身の心のありようである
私自身は最後にすべてを受け入れるという覚悟を決めた。
このまま死んでしまったとしても、それが天命であったと。
もし、やり残した使命があるなら、チャンスが与えられると信じた。
今思えば、不思議なほど前向きにリハビリに取り組むことができた。
その理由の大きな部分は優秀なセラピストに恵まれたからだと思う。
決してセラピストが狙ったものでなかったとしても その関りは大きな支えとなる
リハビリに関わったセラピストに感謝するとともに、すべてのセラピストに患者の回復をあきらめないで、セラピーをおこなってもらいたいと切に願う。